生殖医療
人工授精
人工授精
人工授精(Intrauterine insemination, IUI)は、卵管膨大部に必要十分な精子を届けるため、精製選別した良好精子を子宮腔内に注入する治療法です。
タイミング療法での妊娠がうまく行かなかった場合や夫婦間での性交障害がある場合などに選択されます。受精・着床後は、自然妊娠と全く同じです。
排卵日の推定は、タイミング療法と同じであり、基礎体温、頸管粘液性状、超音波による卵胞径計測、尿中LH、血中LH、E2測定などを参考に決定します。
当日は、精子をお持ちいただくか、当院で精子を採取していただき行います。人工授精自体は、数分で終わる処置ですが、精子の精製に1時間程度の時間をいただきます。
人工授精の平均出生率は約15%で、3回での人工授精成功率は約30%です。 失敗した場合は、別の治療を試すか、2〜3か月後に再度調整することができます。
治療手順
1. 排卵誘発薬の使用(クロミドインゴットHMG、γ-FSH注射)
2. 超音波と血液ホルモンを使用して卵細胞の発達を監視する
3. 排卵針の注射(HCG)
4. 精液採取(採精)
5. 精液の調整
6. 子宮に精子を移植する
7. ルテインの補給(ウトロゲスタン、クリノン)
8. 妊娠検査(尿または採血)
9. 妊娠
10. 出産
生殖医療
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一般不妊治療
当院での一般不妊治療はタイミング療法、人工授精、排卵誘発、ホルモン療法などを行います。
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人工授精
人工授精(Intrauterine insemination, IUI)は、卵管膨大部に必要十分な精子を届けるため、精製選別した良好精子を子宮腔内に注入する治療法です。 タイミング療法での妊娠がうまく行かなかった場合や夫婦間での性交障害がある場合などに選択されます。受精・着床後は、自然妊娠と全く同じです。
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卵管鏡手術
不妊原因の約3割強と言われる卵管 因子の不妊症の方を対象にした比較的新しい治療法です。卵管に障害がある方でも、自然妊娠を期待できる治療として、今とても注目されている治療です。
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子宮鏡手術
子宮鏡検査でポリープや子宮粘膜下筋腫が見つかり、妊娠のために切除が必要であると判断された場合にお勧めさせていただく手術です。
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冷凍保存
胚移植は基本的に1個と決められているため、複数個採卵できた方は余剰の胚ができます。 こうした場合は受精卵(胚)を凍結保存しておけば、余剰胚を無駄にすることなく、また子宮と胚との着床のタイミングを合わせて移植することが可能になります。