私たちもあきらめない

生殖医療の一つである体外受精は、通常は体内で行われる受精を体の外で行う高度不妊治療です。
この治療法は、高度な技術や複雑な治療を必要とするため、患者様の負担が大きくなりがちですが、患者様の心に寄り添いながら施術させていただきます。

体外受精(IVF-ET)

  1. 胚移植法(IVF-ET)

    胚移植法(IVF-ET)

    卵巣に育った卵胞から卵子を取り出し(採卵)、体外で精子と受精させ(媒精)、さらに数日育てて得られた受精卵を(培養)、子宮内に移植(胚移植)する治療法です。

  2. 顕微授精法(ICSI)

    顕微授精法(ICSI)

    顕微授精法とは卵子に精子を直接注入し受精を促す方法です。 顕微授精は通常の体外受精(IVF)で正常に受精が期待できない場合に適応となります。

  3. 受精卵卵管内移植法(GIFT法)

    受精卵卵管内移植法(GIFT法)

    体外受精を行いますと、今までの検査ではわからなかった卵子そのものの質、そして受精の具合を見ることができますので究極な検査ともいえます。 精子所見が不良の方、原因不明の方で腹腔鏡下手術を希望しない方、腹腔鏡下手術後も半年以上妊娠しない方、ご高齢の方などが選択する治療法です。

  4. 難治性着床不全

    難治性着床不全

    体外受精において、40歳未満の方が良好な受精卵(胚)を4回以上移植した場合、80%以上の方が妊娠されるといわれていますが、それでも妊娠しない場合を「難治性(反復)着床不全」といいます。原因特定には限界もございますが、これらの検査も積極的に行っております。

  5. 「着床不全・不育症」特殊検査

    「着床不全・不育症」特殊検査

    着床不全や不育症などで3回以上良好な結果が得られなかったような場合などに、より特別な検査を行うことができます。

  6. 反復不成功症例に対する工夫

    反復不成功症例に対する工夫

    当クリニックでは通常の移植を複数回施行するも着床にいたらない反復不成功の患者さまに対して、胚移植に際し様々な工夫をご提案いたします。